最近、竹村亜希子女史が“易経1日1言”を出版(致知出版社)されました。この中に“器量と度量”という一言があります。
引用させていただくと、“器量とは高い地位に相応しい対処能力であり、度量とは自分に対する批判でも聞くべきものは受け入れるという心の広さである。陰陽に分けるとすれば、器量は陽の力で、度量は陰の力になる。現代では、能力や実績主義になり、会社組織のリーダーは器量形が多いといわれる。勿論器量も大切である。しかし、リーダーの真価が問われるのは、人の能力を活かし、人を育てる度量である。リーダーは、度量という陰の力を育てることを忘れてならない。”
この時期は株主総会も多く、また、各種選挙も近い時期でもあります。これを機会に、日本の政財界に度量のある本格派リーダーが生まれることを期待したいと思います。
ご多忙の中 、大変有意義な書評、一言のご寄稿有難う御座いました。
(HO)