ご多忙の中 、多岐に亘る書評・一言のご寄稿をいただき大変有難うございました。いずれからもグローバル時代に入り、我々はもっと世界のことを知らなければと感じました。
さて、夏芝居という言葉があります。これは、旧の六、七月中の興行のことで、この時期は重立った役者達が土用休みをとり、従って、夏芝居とは主要な役者抜きの顔ぶれの興行となります。そこで、入場料を安くしたり、怪談や早変わりなどの奇抜な出し物を演じて客寄せをしたそうです。
過日の天声人語によると、最近の自民の選挙対策についての動きは、“花形不在に悩む「自民一座の古賀座長」は、近づく夏舞台が心配でならない。受けを狙って人気者に出演を頼んだら、思わぬギャラをふっかけられた。「なめられたものだ」と、座付きの役者が憤りの声をあげる__たとえれば、そんな図だろうか”だそうです。
花形不在の日本社会は、今後世界の中でどうなっていくのでしょうか
(HO)