アジェンダセッティングという言葉があります。これは、「具体的に解決すべき課題(アジェンダ)をあらかじめ設定(セッティング)してから議論を進め、政策決定へとつなげる」という手法です。具体的には、「議論の方向性をコントロールできるよう課題設定をすること」、「出したい結果を明確にすること」。そのうえで、その結果にいたるプロセスを組み立てるというもので合理的かつ効果的な政策推進方法といわれています。このような手法は、色々なところで活用されているようです。それだけに現代は、色々な角度からの評論が一段と重要と認識される時代になっているといえるように思います。
今号も多面的なご寄稿有難う御座いました。(HO)