循環型社会として江戸時代が注目されていますが、江戸市中のごみ収集の手順は以下の通りだったそうです。
表店では各家の裏へ、裏店では共同の掃き溜め(現在のゴミステーションのようなもの)を設置、それらを町単位でゴミを収集する『大芥溜め』という場所へ運び、そこから船着場(突抜)へ運び、そこから永代島(後には越中島)へ運ばれていました。
当時の資源は徹底的に再利用されていたため、余り量は大きなく、それらも再利用が難しいものや、火事によって出た灰などのゴミで、人口の割りに排出されるゴミの量は非常に少なかったそうです。
現代は温故知新の時代かもしれません。
今号も多面的なご寄稿有難う御座いました。(HO)