先日流行語大賞が発表されました。この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶものですが、今年の大賞は「政権交代」でした。それ以外のトップテンは、「こども店長」「事業仕分け」「新型インフルエンザ」「草食男子」「脱官僚」「派遣切り」「ファストファッション」「ぼやき」「歴女」だそうです。
政治・経済がらみの言葉が少なくないように思えます。これは、わが国が、高度成長期を支えた社会構造の転換期の真っ只中にいるためと思われます。このような時期、どこにどのような問題があり、どのように対応すべきなのか多角的に考える必要があります。
このような観点からも今号、来号の書評等は大変参考になると思っています。ご寄稿有難う御座いました。
今号は今年の最終号です。今年一年の皆様方のご支援に感謝致しますとともに、いい新年を迎えられることを祈念申し上げます。
(HO)