『大知は閑閑(カンカン)たり、小知は間間(カンカン)たり。大言は炎炎(タンタン=淡淡)たり、小言はセンセンたり。』という言葉があります。
大知のあるものはゆったりとして落ち着いているが、小知のものはこせこせとして、こまごまと穿鑿(せんさく)する。偉大なことばは、あっさりと淡泊であるが、つまらぬことばは、いたずらに口数が多く煩わしい、という意味だそうです。また、小知は亡国の端(いとぐち)という言葉もあります。
最近、テレビで予算編成に係わる事業仕分けの映像をよく見ます。小知によらない議論が行われ、大知による予算編成が行われることを期待したいものです。
今号もご多忙の中、ご寄稿有難うございました