過日の日経朝刊に「育英報国の精神を」という記事がありました。
内容は、「昔は、根津嘉一郎が「社会国家の為に尽す偉大なる人物を養
成する理想的な学校を」という理念の下で、7年制高等学校を作り、数
多くの逸材を生んだ等という歴史もある。しかし、昨今は大規模に利益
を社会に還元しようとする事業家はそう多くないのではないか。
海外の事業家は成功者の証として慈善事業を手掛ける伝統が今でも生き
ているが。」といったことで、もっと、育英報国の精神を持つべきであ
るという主張だと思いました。
日本が今後とも安定的に発展していくためには、人材の育成が不可避で
あり、育英報国の精神をもっと高める必要があることは同感であり、
また教育の在り方を考え直すべき時期とも思います。
今号も貴重なご寄稿をいただきありがとうございました。(H.O)